1949-07-04 第5回国会 衆議院 観光事業振興方策樹立特別委員会 第3号
二、産業資金貸出順位改善要望 産業別貸出優先順位表(別紙参照)の解釈に関する大藏当局の見解によれば「観光施設」中國際観光(設備、運轉資金とも乙)非営利團体の営む事業に限り、通常の観光ホテル等は旅館業(設備、運轉資金とも丙)とせられている、かくては現実に我が國観光事業に役立つているホテル旅館にして「國際観光」中に包含せられるものは皆無となりそれ等はすベて依然として最低順位にある訳である。
二、産業資金貸出順位改善要望 産業別貸出優先順位表(別紙参照)の解釈に関する大藏当局の見解によれば「観光施設」中國際観光(設備、運轉資金とも乙)非営利團体の営む事業に限り、通常の観光ホテル等は旅館業(設備、運轉資金とも丙)とせられている、かくては現実に我が國観光事業に役立つているホテル旅館にして「國際観光」中に包含せられるものは皆無となりそれ等はすベて依然として最低順位にある訳である。
一、利益 我が國観光事業の基礎を強化し、その健全なる発達を促進することにより再建國家経済並びに國民文化の向上に積極的に寄與する途を確立する。 一、方法 小委員会を設け政府並びに民間関係者より実情を聽取すると共に必要なる調査資料を蒐集し檢討を行う。 一、期間 第五國会開会中 右本委員会の決議を経て、参議院規則第三十四條第二項によりこれを要求する。
昭和二十三年十二月六日 逓輸委員長 板谷順助 参議院議長 松平恒雄殿 観光事業に関する調査承認要求書 一、事件の名称 観光事業に関する調査 一、調査の目的 外客來訪の本格的段階に対処し、わが國観光事業の基礎的整備、特に外客受入体制の急速整備を推進するためその具体的整備方策並びに実行要領を調査檢討し、併せて観光事業関係の陳情及び請願の基礎調査を行う。
それから 「観光事業に関する調査承認要求書 一、事件の名称 観光事業に関する調査 一、調査の目的 外客來訪の本格的段階に対処し、我が國観光事業の基礎的整備、特に外客受入れ態勢の急速整備を推進するためその具本的整備方策並びに実行要領を調査檢討し、併せて観光事業関係の陳情及び請願の基礎調査を行う。
それからもう一件はやはり運輸委員会から出ておりますが、 観光事業に関する調査承認要求書 一、事件の名称 観光事業に関する調査 一、調査の目的 外客來訪の本格的段階に対処し、我が國観光事業の基礎的整備、特に外客受入体制の急速整備を推進するためその具体的整備方策並びに実行要領を調査檢討し、併せて観光事業関係の陳情及び請願の審査を行う。
政府におかれても、一日も早く通訳案内業の育成及び指導監督を主たる内容とする法令を制定し、もつてわが國観光事業の充実振興を期せられんことを切望してやまない次第であります。以上が大体本請願の理由であります。何とぞ御審議あらんことをお願いいたします。
さしあたつて政府は、観光事業審議会と称する民間人の委員を依嘱いたしまして、わが國観光事業に対する根本的な方針、及び速急に着手すべき事業、これに必要とする機関及び経費等、各般の問題に対して答申を求め、これに基いて具体的な観光事業の完成を期したい。かように考えまして、その委員会に必要とする政令もすでに閣議を通つたのでありますが、諸般の関係上、まだこれを公表するまでに至つておりません。
社團法人全日本観光連盟会長 松平恒雄 参議院議長宛 決議文 今次民間貿易の再開は、我が國産業の振興は固より、國際観光事業の復活を齎らすものとして本連盟はマツカーサー元帥の厚意に深甚な感謝の意を表すると共に、我が國観光事業の健全な発達に最善の努力をなすことを誓うものである。